相続と家産
著者
書誌事項
相続と家産
(日本家族史論集 / 佐々木潤之介 [ほか] 編集委員, 9)
吉川弘文館, 2003.1
- タイトル読み
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ソウゾク ト カサン
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注記
内容: I: 前近代の相続と家(一「平安時代の相続について」-四「江戸町方における相続」), II: 近現代の相続と家(一「明治民法における「家」と相続」-三「現今の相続の機能の変化とその考え方の再検討」), III: 家産と家(一「日本古代奴婢所有の特質」-四「明治初期における戸主の財産と家族の財産」), 解説(永原和子, 義江明子), 主要参考文献, 執筆者紹介
初出の書誌事項: 各論文末
主要参考文献: p371-373
註: 各章末
収録内容
- 平安時代の相続について : とくに女子相続権を中心として / 服藤早苗 [執筆]
- 南北朝・室町期の女性の所領相続 : 単独相続との関係 / 後藤みち子 [執筆]
- 近世前期南関東における分割相続と家 : 武蔵国久良岐郡永田村 / 福田アジオ [執筆]
- 江戸町方における相続 / 片倉比佐子 [執筆]
- 明治民法における「家」と相続 / 利谷信義 [執筆]
- 戦後農家相続の動向と課題 / 中尾英俊 [執筆]
- 現今の相続の機能の変化とその考え方の再検討 / 有地亨 [執筆]
- 日本古代奴婢所有の特質 : 戸令応分条の分析を通じて / 義江明子 [執筆]
- 家領の相続にみる九条家 / 野村郁世 [執筆]
- 村の跡職 / 藤木久志 [執筆]
- 明治初期における戸主の財産と家族の財産 : その家産的性格をめぐって / 増原啓司 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
財産分割と家の存続はどう変わってきたのか。各時代における相続法とその実態。
目次
- 1 前近代の相続と家(平安時代の相続について—とくに女子相続権を中心として;南北朝・室町期の女性の所領相続—単独相続との関係;近世前期南関東における分割相続と家—武蔵国久良岐郡永田村;江戸町方における相続)
- 2 近現代の相続と家(明治民法における「家」と相続;戦後農家相続の動向と課題;現今の相続の機能の変化とその考え方の再検討)
- 3 家産と家(日本古代奴婢所有の特質—戸令応分条の分析を通じて;家領の相続に見る九条家;村の跡職明治初期における戸主の財産と家族の財産—その家産的性格をめぐって)
「BOOKデータベース」 より