ネイションを超えて
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ネイションを超えて
(岩波講座文学 / 小森陽一 [ほか] 編集委員, 13)
岩波書店, 2003.3
- タイトル読み
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ネイション オ コエテ
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注記
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月報6 (9p ; 19cm)
参考文献あり
収録内容
- まえがき : ネイションとネゴシエイション / 小森陽一著
- ダンテとイタリア文学の創造 / 浦一章著
- スコットランド文学を求めて : スモレットから現代まで / 松井優子著
- ポーランド語文学を語り続ける〈民族〉 / 関口時正著
- 「国文学」の形成 / ハルオ・シラネ著
- 大衆文化の〈声〉と国民形成 : 明治一〇年代から二〇年代へ / 兵藤裕己著
- ヨーロッパの内なる「外国人」 / 堀江敏幸著
- つきまとう故郷 : トランス・ナショナルな英語文学とネイションの問題 / 中村和恵著
- 〈アイヌ〉と〈沖縄〉をめぐる文学の現在 : 向井豊昭と目取真俊 / 中山明彦著
- 植民地化される男たち : 『M・バタフライ』における抵抗と支配としての非/本質主義 / 中村理香著
- トゥピへの転身 : ブラジル・モデルニズモの詩学 / 管啓次郎著
- イーストラント・コンプレックス : 南アフリカ英語文学の一断面 / 福島富士男著
- カリブ海の島々から : クレオールの挑戦 / 恒川邦夫著
内容説明・目次
内容説明
国民国家の形成に文学は重要な役割を担った。ナショナリズムと時を同じくして登場したネイションの文学=「国」文学は、グローバル化の波をうけて国民・国家概念そのものが揺らぐいま、いかなる変貌を遂げるのか。ネイション形成の要としての言語—文学と国家の関係を問う。文学の新世紀を切り拓く、最前線の思考。
目次
- ネイションの形成と文学(ダンテとイタリア文学の創造;スコットランド文学を求めて—スモレットから現代まで;ポーランド語文学を語り続ける「民族」 ほか)
- 多言語と文学(ヨーロッパの内なる「外国人」;つきまとう故郷—トランス・ナショナルな英語文学とネイションの問題)
- 脱植民地の文学(「アイヌ」と「沖縄」をめぐる文学の現在—向井豊昭と目取真/俊;植民地化される男たち—『M・バタフライ』における抵抗と支配としての非/本質主義;トゥピへの転身—ブラジル・モデルニズモの詩学 ほか)
「BOOKデータベース」 より