公衆の誕生、文学の出現 : ルソー的経験と現代
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書誌事項
公衆の誕生、文学の出現 : ルソー的経験と現代
みすず書房, 2003.4
- タイトル別名
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L'émergence de la littérature à l'âge de l'opinion publique : l'expérience de Rousseau
公衆の誕生、文学の出現 : ルソー的経験と現代
- タイトル読み
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コウシュウ ノ タンジョウ ブンガク ノ シュツゲン : ルソーテキ ケイケン ト ゲンダイ
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注記
欧文タイトルは標題紙裏による
内容説明・目次
内容説明
“公衆=至高の審判者”の創出されるそのとき、言説の谺としての公論に抗しつつ、おのれの声を救済するためひとり戦ったルソー。公共的世界と新たな言語の可能性との緊張を鮮やかに描き出す。
目次
- 1 公衆の誕生—「文芸の国家」から「公衆」へ(「文芸の国家」としてのピュブリック;原始的意味—国家としてのピュブリック;変容の徴候 ほか)
- 2 ある逃走の記録—『告白』における「公衆」の位相(カフェの作曲家—ミクロ・レクチュール;宮廷的世界のただなかで;サロン、文芸人、会話 ほか)
- 3 言語の専制の彼方へ—『対話』における公衆と公論(沈黙、そして闇;『対話』の言語、公衆・国民の刻印;「前掲書の後日談」 ほか)
- エピローグ “文学”へのオマージュ
「BOOKデータベース」 より