ロンドンの小さな博物館
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ロンドンの小さな博物館
(集英社新書, 0195F)
集英社, 2003.5
- タイトル読み
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ロンドン ノ チイサナ ハクブツカン
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内容説明・目次
内容説明
ロンドンにはたくさんの博物館がある。一番有名なのは大英博物館だろうが、これを頂点として、そのすそ野に二百余りもの中小館があることは、意外と知られていない。一九九四年からロンドンに住みはじめた著者は、とあるふしぎな一館に足を踏み入れたのをきっかけに、小さな博物館探険にのめりこんでいく。美的空間。驚異の館。英国の歴史の保管庫。風変わりなオブジェの収納所。背景にある物語が魅力の場所。踏破した館はいつしか約百五十に。住みながら通いつめ、リサーチする、現地在住ジャーナリストならではの視点で、よりすぐりの十六館を紹介する。
目次
- 建築家が見た「古代ギリシャ・ローマの夢」の破片—サー・ジョン・ソーンズ・ミュージアム
- 永遠のガーデニング王国、英国ならではの—庭園史博物館
- ユーフォリアにつつまれた大作曲家の家—ヘンデル・ハウス・ミュージアム
- 英国で今も愛されるモリス柄の源泉を訪ねて—ウィリアム・モリス・ギャラリー
- 名探偵になって、ホームズ館の謎をさぐりに—シャーロック・ホームズ・ミュージアム
- 「紅茶の国」イギリスを築き上げた老舗の威風—トワイニング紅茶博物館
- 立体紙芝居屋ベンジャミン・ポロックの玩具の館—ポロックス・トイ・ミュージアム
- ビクトリア時代の手術事情に詳しくなるための—セイント・トーマス・ホスピタル旧手術室とハーブ・ギャレット
- グリニッジの丘で宇宙を想う—グリニッジ王立天文台
- 産業革命時代の牧歌的メカ—ウィンブルドン風車博物館
- 英国建築の内側に隠された精妙なアラブ世界—レイトン・ハウス・ミュージアム
- 貴婦人たちの夢の残り香—扇子博物館
- インク発明家の生涯が凝縮された一部屋展示室—スティーヴンズ・インク博物館
- 笑う水さし、睨む壺…マーティン三兄弟の「怪」陶器—マーティンウェア陶器室
- 『オトラント城奇譚』の舞台になった、テムズ河畔のゴシック城—ストロウベリー・ヒル
- 秘密結社の心臓部に踏みこむ—フリーメイソン博物館
「BOOKデータベース」 より