現実をみつめる道徳哲学 : 安楽死からフェミニズムまで
著者
書誌事項
現実をみつめる道徳哲学 : 安楽死からフェミニズムまで
晃洋書房, 2003.5
- タイトル別名
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The elements of moral philosophy
道徳哲学 : 現実をみつめる
- タイトル読み
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ゲンジツ オ ミツメル ドウトク テツガク : アンラクシ カラ フェミニズム マデ
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注記
原著第3版 (McGraw-Hill, c1999)の翻訳
出典文献: 巻末p3-10
参考文献: 巻末p11-21
内容説明・目次
内容説明
本書は、抽象的説明に終始しがちな道徳哲学の諸学説を、安楽死・同性愛・中絶・動物の権利・死刑制度など現代社会のさまざまな現実と引き合わせることによって、他に類をみないほど鮮やかに描き出している。これらの豊富で適切な実例によって、倫理学上の問題とは、書物の中に閉じ込められた空虚な理論ではなく、我々の眼前で生起している生々しい出来事に他ならないということが実感されるであろう。
目次
- 道徳とはどういうことか
- 文化的相対主義の挑戦
- 倫理における主観主義
- 道徳は宗教に基づくか
- 心理学的利己主義
- 倫理的利己主義
- 功利主義者のアプローチ
- 功利主義をめぐる議論
- 絶対的道徳規則はあるのか
- カントと人格の尊重
- 社会契約の思想
- フェミニズムと気づかいの倫理
- 徳の倫理
- 満足のいく道徳説とはいかなるものか
「BOOKデータベース」 より