ベトナム症候群 : 超大国を苛む「勝利」への強迫観念

書誌事項

ベトナム症候群 : 超大国を苛む「勝利」への強迫観念

松岡完著

(中公新書, 1705)

中央公論新社, 2003.7

タイトル別名

ベトナム症候群 : 超大国を苛む勝利への強迫観念

タイトル読み

ベトナム ショウコウグン : チョウタイコク オ サイナム ショウリ エノ キョウハク カンネン

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注記

主要参考文献: p318-331

内容説明・目次

内容説明

二十世紀最後の四半世紀、アメリカはベトナム戦争の亡霊と壮絶な戦いを繰り広げた。ベトナムで得られず、その後も手に入れられなかった完璧な勝利、疑念の余地なき正義、そして英雄が存在する戦争を求めて、巨象はもがき続けた。サイゴン陥落後、アメリカの外交・軍事・社会はどのような変化を被ってきたのか。世紀を超えてアメリカを蝕み続けたベトナム症候群が、タリバン戦争、イラク戦争の背景にあることを明かす。

目次

  • 第1章 建国二〇〇年目の敗戦
  • 第2章 癒しを求める旅
  • 第3章 砂上の蜃気楼
  • 第4章 復活途上の超大国
  • 第5章 窮屈な対外介入
  • 第6章 アメリカ式戦争への回帰
  • 終章 アフガニスタンとイラクを超えて

「BOOKデータベース」 より

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