死者の救済史 : 供養と憑依の宗教学
Author(s)
Bibliographic Information
死者の救済史 : 供養と憑依の宗教学
(角川選書, 354)
角川書店, 2003.7
- Title Transcription
-
シシャ ノ キュウサイシ : クヨウ ト ヒョウイ ノ シュウキョウガク
Available at / 157 libraries
-
Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
385.7||I33110007538
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Description and Table of Contents
Description
死者の想いをどのように受けとめ、どう対処していくかという問題は、我々にとって切実な課題である。死者となった祖先は生者を見守っていると考える一方で、怨念や羨望に苦しむ死者は、生者に不幸をもたらすとも考えられてきた。死者が安らかな存在に昇華すれば、死者と生者は共に救われる。民衆宗教史の大きなテーマに対して、日本仏教の土着化に新たな視点を提示、日本人の宗教観を明らかにする。
Table of Contents
- 第1章 苦しむ死者と日本の民衆宗教
- 第2章 仏教説話集に見る死者の救済
- 第3章 供養システムの深化と定着
- 第4章 比較死者供養論にむけて
- 第5章 憑依再考
- 第6章 仏僧と憑依
- 第7章 憑依から供養へ
by "BOOK database"