書誌事項

帝国の研究 : 原理・類型・関係

山本有造編

(京都大学人文科学研究所共同研究報告)

名古屋大学出版会, 2003.11

タイトル別名

A study of empire

タイトル読み

テイコク ノ ケンキュウ : ゲンリ・ルイケイ・カンケイ

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注記

参考文献あり

内容: まえがき(山本有造), 第I部: 「帝国」の骨格(第1章「「帝国」とは何か」-第4章「近代国際経済秩序の形成と展開」), 第II部: 「帝国」の諸相(第5章「「帝国」と「民族」」-第8章「大英帝国「自由貿易」原則とアジア・ネットワーク」), 第III部: 「帝国」の解剖(第9章「帝国化する言語」, 第10章「帝国の「不在」」), あとがき(山本有造), 索引, 著者紹介

京都大学人文科学研究所共同研究「帝国の研究」(1998年4月-2001年3月)の成果報告書

収録内容

  • 「帝国」とは何か / 山本有造
  • 帝国史の脈絡 : 歴史のなかのモデル化にむけて / 杉山正明
  • 「国民帝国」論の射程 / 山室信一
  • 近代国際経済秩序の形成と展開 : 帝国・帝国主義・構造的権力 / 杉原薫
  • 「帝国」と「民族」 : 中国における支配正当性の視線 / 王柯
  • 複合君主制帝国 : 近世西欧帝国としてのイギリス大西洋帝国 / 山本正
  • 帝国的な構造的権力 : イギリス帝国と国際秩序 / 秋田茂
  • 大英帝国「自由貿易」原則とアジア・ネットワーク / 籠谷直人
  • 帝国化する言語 : 近代帝国がもたらしたもの / 安田敏朗
  • 帝国の「不在」 : 日本の植民地人類学をめぐる覚書 / 菊地暁

内容説明・目次

内容説明

帝国の多様な歴史を貫く原理とは何か?史上にあらわれた帝国群の存立構造とその核心を、グローバルヒストリー研究の潮流や国民国家形成との関連を踏まえて掴み出すとともに、大英帝国史をはじめ帝国史理解の新たな水準をも示した、第一線の論者による画期的帝国論。

目次

  • 第1部 「帝国」の骨格(「帝国」とはなにか;帝国史の脈絡—歴史のなかのモデル化にむけて;「国民帝国」論の射程;近代国際経済秩序の形成と展開—帝国・帝国主義・構造的権力)
  • 第2部 「帝国」の諸相(「帝国」と「民族」—中国における支配正当性の視線;複合君主制帝国—近世西欧帝国としてのイギリス大西洋帝国;帝国的な構造的権力—イギリス帝国と国際秩序;大英帝国「自由貿易原則」とアジア・ネットワーク)
  • 第3部 「帝国」の解剖(帝国化する言語—近代帝国がもたらしたもの;帝国の「不在」—日本の植民地人類学をめぐる覚書)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA64582216
  • ISBN
    • 4815804737
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    名古屋
  • ページ数/冊数
    vii, 388, 8p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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