ジェンダー化する社会 : 労働とアイデンティティの日独比較史
Author(s)
Bibliographic Information
ジェンダー化する社会 : 労働とアイデンティティの日独比較史
(世界歴史選書)
岩波書店, 2004.3
- Title Transcription
-
ジェンダーカ スル シャカイ : ロウドウ ト アイデンティティ ノ ニチドク ヒカクシ
Access to Electronic Resource 2 items
Available at / 276 libraries
-
No Libraries matched.
- Remove all filters.
Search this Book/Journal
Note
参考文献: 巻末p1-11
Description and Table of Contents
Description
「男は仕事、女は家庭」—男/女の差異を本質的なものとみなす社会は、いかにしてつくられたのだろうか。伝統的に、製織労働の担い手が女性であった日本と、男性であったドイツ。両社会において、それらの労働にはどのような意味づけが行われ、また繊維工業の近代化はどのような道程を辿ったのか。そして、労働の近代化は、社会政策・保険制度の形成とあいまって、人びとの家族観や職業意識にいかなる変容をもたらしたのか。「労働のジェンダー化」という観点から、近代史研究に新たな視座を拓く。
Table of Contents
- ジェンダーで読む近代化
- 第1部 近代化のなかの織物業とジェンダー(家内工業時代のドイツにおける織物業;ドイツにおける力織機の導入と工場生産の普及;日本における織物業)
- 第2部 労働者のジェンダー化(ドイツと日本における女性保護規定;ドイツにおける社会保険制度の成立;日本における労働者のジェンダー化—比較の観点から)
- ジェンダー化する社会
by "BOOK database"