教養としての「死」を考える

Bibliographic Information

教養としての「死」を考える

鷲田清一著

(新書y, 108)

洋泉社, 2004.4

Other Title

教養としての死を考える

Title Transcription

キョウヨウ トシテノ シ オ カンガエル

Available at  / 85 libraries

Description and Table of Contents

Description

ひとはいつ生まれ、いつ死ぬのか?問われるべきはこれだ。親が自分の子だと意識したときに生まれ、その人を知っている人がいなくなったとき死ぬのだ、となぜ単純に考えられないのか。ヒューマニズムを擬装する近代科学、そして「生命科学」や「生命倫理」—。その法学的でミクロな視線に偏った「死」をめぐる論議のなかで、私たちは、大切な「他者」を見失っている!「死」もまた巧みに隠され続ける現代にあって、「生」と「死」のあわいで、「死」もまたコミュニケーションであることを主張し、人間存在の意味を問い続ける哲学者・鷲田清一の達成点を見よ。

Table of Contents

  • 第1章 死が、社会のものではなくなった
  • 第2章 死のおぞましさと現代の社会
  • 第3章 死と「私」の哲学
  • 第4章 死の実相を探る
  • 第5章 人称態という死の区分けは正しいか
  • 終章 死は依然として隠されている

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Details

  • NCID
    BA66680566
  • ISBN
    • 4896918088
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    222p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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