北村季吟 : この世のちの世思ふことなき
著者
書誌事項
北村季吟 : この世のちの世思ふことなき
(ミネルヴァ日本評伝選)
ミネルヴァ書房, 2004.9
- タイトル別名
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北村季吟 : この世のちの世思ふことなき
- タイトル読み
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キタムラ キギン : コノヨ ノチ ノ ヨ オモウ コト ナキ
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注記
主要参考文献: p285-288
北村季吟略年譜: p289-297
北村季吟の肖像あり
内容説明・目次
内容説明
二〇〇四年に三百回忌を迎えた北村季吟。本書は『湖月抄』という画期的な『源氏物語』入門書を読み抜き、その本質に迫る。また、初めて駒込の六義園と季吟の関わりを指摘するなど、新解釈を多数打ち出し、季吟像の修正を求める。
目次
- 第1章 青年季吟、歩き出す(近代人の季吟像;出身地・野洲の風土;季吟の祖父・宗龍;長岡で暮らす青年医師の夢)
- 第2章 芭蕉の道を拓く(『山之井』をめぐって;若き松尾宗房の修業時代;『誹諧埋木』を伝授する)
- 第3章 奇蹟の古典注釈家、飛翔す(『伊勢物語』を研究する;『源氏物語湖月抄』を読む;『源氏物語湖月抄』の思想;注釈に生きる日々)
- 第4章 江戸へ、そして最高権威へ(新玉津島社に住む;『伊勢紀行』その他を著す;古典文化の体現者、江戸に出る;六義園の造営と季吟;最後の著作『疏儀荘記』)
「BOOKデータベース」 より