ファスト風土化する日本 : 郊外化とその病理

書誌事項

ファスト風土化する日本 : 郊外化とその病理

三浦展著

(新書y, 119)

洋泉社, 2004.9

タイトル読み

ファスト フウドカ スル ニホン : コウガイカ ト ソノ ビョウリ

大学図書館所蔵 件 / 202

この図書・雑誌をさがす

注記

主要参考文献: p220-221

内容説明・目次

内容説明

のどかな地方は幻想でしかない!地方はいまや固有の地域性が消滅し、大型ショッピングセンター、コンビニ、ファミレス、カラオケボックス、パチンコ店などが建ち並ぶ、全国一律の「ファスト風土」的大衆消費社会となった。このファスト風土化が、昔からのコミュニティや街並みを崩壊させ、人々の生活、家族のあり方、人間関係のあり方もことごとく変質させ、ひいては人々の心をも変容させたのではないか。昨今、地方で頻発する不可解な犯罪の現場をフィールドワークしつつ、情報社会化・階級社会化の波にさらされる地方の実情を社会調査をもとに探り、ファスト風土化がもたらす現代日本の病理を解き明かす。

目次

  • 第1章 のどかな地方は幻想である
  • 第2章 道路整備が犯罪を助長する
  • 第3章 ジャスコ文明と流動化する地域社会
  • 第4章 国を挙げてつくったエセ田園都市
  • 第5章 消費天国になった地方
  • 第6章 階層化の波と地方の衰退
  • 第7章 社会をデザインする地域

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示

詳細情報

ページトップへ