暴力 : 破壊と秩序
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書誌事項
暴力 : 破壊と秩序
(岩波講座宗教 / 池上良正 [ほか] 編集, 8)
岩波書店, 2004.9
- タイトル読み
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ボウリョク : ハカイ ト チツジョ
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注記
読書案内: p[279]-299
引用・参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
神の名のもとに行われるテロ、そして「悪魔の所業」への報復。宗教は、人類の暴力/権力と深く結びつき圧政の源泉となる一方で、力の解体にかかわり平和と非暴力をもたらすものでもある。この両義性はどこに由来し、歴史的にどのように展開してきたのかを検討するとともに、現代の抱えるさまざまな問題の解決の途を探る。
目次
- 「暴力—破壊と秩序」序論
- 1 暴力と秩序の由来(ケガレと差別;神々と王権—「主」から「王」へ;受難の逆説—第二イザヤとソクラテスを比較して)
- 2 宗教と権力のダイナミズム(イスラーム的宗教政治の構造;言葉と暴力;近代宗教制度の暴力—国家神道体制の遺産)
- 3 戦争と平和(ヨハネ・パウロ二世の場所—現代世界の宗教と政治;宗教者の戦争責任—市川白弦その人の検証を通して;平和のメッセージ)
- 読書案内 暴力のかたわらで
「BOOKデータベース」 より