Bibliographic Information

アンシャン・レジーム

ウィリアム・ドイル [著] ; 福井憲彦訳

(ヨーロッパ史入門)

岩波書店, 2004.10

Other Title

The ancien regime

アンシャンレジーム

Title Transcription

アンシャン レジーム

Available at  / 349 libraries

Note

原著第2版 (Palgrave, 2001) の翻訳

参考文献: 巻末p7-20

日本語文献案内: 巻末p21-25

関連年表: 巻末p26-27

Description and Table of Contents

Description

フランス革命が生んだ言葉「アンシャン・レジーム」は、その後の歴史の流れのなかで、時代により論者により、さまざまな意味や内容を担わされてきた。「旧体制」はどこでどのように機能し、いつ始まっていつ終わったのか。また、アンシャン・レジームをめぐる概念の変遷は、同時代の政治的・思想的脈絡とどのように絡みあっていたのか。一見自明に見えて複雑な問題の広がりをもつアンシャン・レジーム概念の捉え方の流れを追い、近代史を考えるうえでもつこの概念の重要性を明らかにする。

Table of Contents

  • 第1章 アンシャン・レジームという観念の変遷—一七八九年から一九一四年まで(はじめのうちの定義;意見の分裂;学問的分析に向かって)
  • 第2章 さまざまなアンシャン・レジーム(政治的な側面からの考察;社会的な側面からの考察;経済的な側面からの考察;文化的な側面からの考察;ヨーロッパの尺度からの考察)
  • 第3章 アンシャン・レジームの範囲(アンシャン・レジームの開始期について;アンシャン・レジームの終了期について)

by "BOOK database"

Related Books: 1-1 of 1

Details

Page Top