毛皮と皮革の文明史 : 世界フロンティアと掠奪のシステム

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毛皮と皮革の文明史 : 世界フロンティアと掠奪のシステム

下山晃著

ミネルヴァ書房, 2005.1

タイトル読み

ケガワ ト ヒカク ノ ブンメイシ : セカイ フロンティア ト リャクダツ ノ システム

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内容説明・目次

内容説明

人類最古の衣料である毛皮と皮革は、どの時代どの文明圏においても重要で特異な役割を担ってきた。本書は、原初には呪術や習俗と、中世には社会的ステイタスと、そして近代以降は世界商品市場と不可分であった毛皮と皮革の交易が、世界フロンティアを求めて「掠奪のシステム」の中で展開する様々な社会・生態変容と時代の転変を読み解いた壮大な人類の歴史ドラマである。

目次

  • 序章 本書の課題と研究史の展望
  • 第1章 原初心性と毛皮・皮革
  • 第2章 原始・古代
  • 第3章 中世:動物観の変遷と毛皮猟の進展
  • 第4章 ユーラシア毛皮交易圏
  • 第5章 植民期アメリカの毛皮交易
  • 第6章 毛皮の世界フロンティア
  • 第7章 極東の開国と毛皮—「世界フロンティア」への三つの経路
  • 終章 掠奪のシステムの帰結

「BOOKデータベース」 より

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