御家騒動 : 大名家を揺るがした権力闘争
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書誌事項
御家騒動 : 大名家を揺るがした権力闘争
(中公新書, 1788)
中央公論新社, 2005.3
- タイトル読み
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オイエ ソウドウ : ダイミョウケ オ ユルガシタ ケンリョク トウソウ
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注記
参考文献: p238-243
江戸時代略年表: p246-248
内容説明・目次
内容説明
大名家の相続争いや君臣対立に端を発する御家騒動は、講談・歌舞伎などの格好の題材として庶民の関心を集めてきた。その影響力は甚大で、家中の内紛が幕府に露見すれば即、取り潰しという固定観念が一般に流布する。だが、騒動の実情はそれほど単純だったのだろうか。本書では、黒田・伊達・加賀の三大騒動をはじめ、主要な御家騒動を丹念に検証。下剋上から泰平へという社会変動に着目し、幕藩関係のあり方を捉えなおす。
目次
- 第1章 近世武士の主従観念と「御家」(多様な主従関係;武士団と家臣団 ほか)
- 第2章 主君を廃立する従臣たち(鍋島騒動;幼少とは何歳までか ほか)
- 第3章 従臣を排除する主君たち(「狂気」に走る大名;横田内膳の誅伐事件 ほか)
- 第4章 主君を選り好みする従臣たち(後藤又兵衛の出奔;堀尾吉晴の牢人再就職の斡旋 ほか)
- 第5章 御家騒動の伝統化(外様大名取り潰し政策の真否;将軍家の「御一門払い」 ほか)
「BOOKデータベース」 より