福祉社会の歴史 : 伝統と変容
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福祉社会の歴史 : 伝統と変容
(講座・福祉社会, 2)
ミネルヴァ書房, 2005.6
- タイトル読み
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フクシ シャカイ ノ レキシ : デントウ ト ヘンヨウ
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注記
参考文献: 各章末
収録内容
- 近代日本医療史における開業医の意義 : 病院の世紀の論理による医療史再構成に向けて / 猪飼周平 [執筆]
- 方面委員制度の存立根拠 : 日本型奉仕の特質 / 菅沼隆 [執筆]
- 「年金レジーム」の日本的展開 : 構造的特質の検証を通じて /玉井金五 [執筆]
- 福祉と女性労働供給の関係史 : 母の就業と母子福祉 /藤原千沙 [執筆]
- 福祉社会と雇用 : 1960年代後半の経験を中心に / 佐口和郎 [執筆]
- 福祉=社会空間の誕生 : 「社会」を防衛する予防的実践の生成 / 芹沢一也 [執筆]
- 「保護される子ども」の近代 : 「捨て子」からみた近代社会の展開 / 沢山美果子 [執筆]
- 老いの変容 : 社会的イメージにみる日本近代 / 天野正子 [執筆]
- 家族と職場のはざまで : 「男性」/「女性」の位置の変化 / 金野美奈子 [執筆]
- 家族生活と社会政策の関係史 : 近現代日本を概観する試み / 中川清 [執筆]
- 戦後社会福祉政策とNPO政策 : 鼎立するNPO政策と社会福祉の多元化 / 初谷勇 [執筆]
- 出産の施設化と母子保健事業 : 高度経済成長期の転換 / 中山まき子 [執筆]
- 生涯像の主題化と福祉社会 / 中川清 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
日本の福祉社会を歴史的に振り返ることで、これまでの発達史の文脈を相対化し、東アジアを含む国際比較可能な枠組みを提示する。そのために、雇われて働く生活との関係という観点を組み込みながら、福祉社会の諸制度および福祉対象の生活像の展開、という二つの視角から接近する。
目次
- 福祉社会と雇用社会
- 第1部 福祉社会の諸制度(近代日本医療史における開業医の意義—病院の世紀の論理による医療史再構成に向けて;方面委員制度の存立根拠—日本型奉仕の特質;「年金レジーム」の日本的展開—構造的特質の検証を通じて ほか)
- 第2部 福祉社会の生活像(福祉=社会空間の誕生—“社会”を防衛する予防的実践の生成;「保護される子ども」の近代—「捨子」からみた近代社会の展開;老いの変容—社会的イメージにみる日本近代 ほか)
- 第3部 事業と政策の展開(戦後社会福祉政策とNPO政策—鼎立するNPO政策と社会福祉の多元化;出産の施設化と母子保健事業—高度経済成長期の転換)
- 生涯像の主題化と福祉社会
「BOOKデータベース」 より