進化しすぎた日本人
著者
書誌事項
進化しすぎた日本人
(中公新書ラクレ, 191)
中央公論新社, 2005.9
- タイトル読み
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シンカ シスギタ ニホンジン
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注記
参考図書: p284-286
内容説明・目次
内容説明
若者の「ポイ捨て」はなぜ?親が子離れできなくなったワケは?現代人の奇異な振る舞いの数々も、生物学の観点から見れば必然だった。サル学の第一人者が説く「人間らしさ」回復術。
目次
- 第1部 絶滅に向かう日本人(生物進化が示す競争の実態—子孫を残すことこそ生物の使命である;暴走する少産多保護—小さな「きょうだいサイズ」は自立不全を招く ほか)
- 第2部 サルの中の人間性(集団生活で社会性を学ぶ—群れて知る生き方のテクニック;資源争奪の中でもリーダー論—自然に養われるリーダーシップとフォロワーシップ ほか)
- 第3部 清潔病と自己ペット化(貧乏時代を忘れた末の生活習慣病と清潔病—私たちの体には人類五〇〇万年の歴史が刻み込まれている;ポイ捨て文化の必然—高密度の人口が作った新しい難題 ほか)
- 第4部 われわれの心は人間らしさを取り戻せるか(一夫一妻社会の成立—対等になったのなら同等の責任を負わなければならない;知能の発達は社会生活から始まる—人間形成は物作りより社会性が大事 ほか)
「BOOKデータベース」 より