「かわいい」論
著者
書誌事項
「かわいい」論
(ちくま新書, 578)
筑摩書房, 2006.1
- タイトル別名
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かわいい論
- タイトル読み
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カワイイロン
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内容説明・目次
内容説明
世界に冠たる「かわいい」大国ニッポン。キティちゃん、ポケモン、セーラームーンなどなど、日本製のキャラクター商品が世界中を席巻している。その市場規模は二兆円ともいわれ、消費社会の文化商品として大きな意味を担うようになった。では、なぜ、日本の「かわいい」は、これほどまでに眩しげな光を放つのか?本書は、「かわいい」を21世紀の美学として位置づけ、その構造を通時的かつ共時的に分析する、はじめての試みである。
目次
- 第1章 「かわいい」現象
- 第2章 「かわいい」の来歴
- 第3章 大学生の「かわいい」
- 第4章 美とグロテスクの狭間に
- 第5章 小さく、幼げなもの
- 第6章 なつかしさ、子供らしさ
- 第7章 メディアのなかの「かわいい」
- 第8章 「萌え」の聖地
- 第9章 「かわいい」、海を渡る
- エピローグ 「かわいい」の薄明
「BOOKデータベース」 より