書誌事項

視覚のアメリカン・ルネサンス

武藤脩二, 入子文子編著

世界思想社, 2006.3

タイトル別名

American renaissance and the visual arts

視覚のアメリカンルネサンス

タイトル読み

シカク ノ アメリカン ルネサンス

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注記

内容: まえがき(入子文子), 第一部: ヨーロッパ・ルネサンスの伝統とアメリカ文学(第1章「小さな赤い手」-第3章「リチャード三世の身体とアメリカン・ルネサンス」), 第二部: アメリカン・ルネサンスの時代(第1章「超絶時代のフィルム・ノワール」-第6章「メルヴィルの美学の変遷」), 第三部: ポスト・アメリカン・ルネサンスの時代(第1章「劇作家ヘンリー・ジェイムズ」-第4章「月夜と黄昏のコロセウム」), あとがき(武藤脩二), 索引, 執筆者紹介

参考文献: 各章末

収録内容

  • 小さな赤い手 : 「あざ」の図像学 / 入子文子 [執筆]
  • 挿絵は誰に何を見せるか : ホーソーン『おじいさんの椅子の全歴史』の場合 / 水野眞理 [執筆]
  • リチャード三世の身体とアメリカン・ルネサンス / 常山菜穂子 [執筆]
  • 超絶時代のフィルム・ノワール : エミリー・ディキンスンの形見函 / 巽孝之 [執筆]
  • ポーと新たなサブライムの意匠 : ナイアガラ・スペクタクルから暗黒の海へ / 伊藤詔子 [執筆]
  • エマソン的「視」の問題 : 『自然』(一八三六年)再読 / 野田研一 [執筆]
  • ホーソーンとコール : モラル・ピクチャレスクな風景 / 城戸光世 [執筆]
  • ことばの画家ホーソーン : 視覚芸術との出会いと展開 / 大杉博昭 [執筆]
  • メルヴィルの美学の変遷 / 島田太郎 [執筆]
  • 劇作家ヘンリー・ジェイムズ / 水野尚之 [執筆]
  • 視覚文化のモダニズム : ヘンリー・ジェイムズにみる写真と言語テクストの邂逅 / 中村善雄 [執筆]
  • マーク・トウェインの旅行記と絵画 : 『赤毛布外遊記』におけるヨーロッパと「オリエント」 / 里内克巳 [執筆]
  • 月夜と黄昏のコロセウム : ポーからウォートンまで / 武藤脩二 [執筆]

内容説明・目次

内容説明

イギリスをはじめ広くヨーロッパの伝統をふまえながら、ポーからウォートンに至るアメリカン・ルネサンス期ならびにその前後の時代の作家たちと、建築・絵画・紋章・演劇など広義の視覚芸術との関係をさぐる。

目次

  • 第1部 ヨーロッパ・ルネサンスの伝統とアメリカ文学(小さな赤い手—「あざ」の図像学;挿絵は誰に何を見せるか—ホーソーン『おじいさんの椅子の全歴史』の場合;リチャード三世の身体とアメリカン・ルネサンス)
  • 第2部 アメリカン・ルネサンスの時代(超絶時代のフィルム・ノワール—エミリー・ディキンスンの形見函;ポーと新たなサブライムの意匠—ナイアガラ・スペクタクルから暗黒の海へ;エマソン的「視」の問題—『自然』(一八三六年)再読;ホーソーンとコール—モラル・ピクチャレスクな風景;ことばの画家ホーソーン—視覚芸術との出会いと展開;メルヴィルの美学と変遷)
  • 第3部 ポスト・アメリカン・ルネサンスの時代(劇作家ヘンリー・ジェイムズ;視覚文化のモダニズム—ヘンリー・ジェイムズにみる写真と言語テクストの邂逅;マーク・トウェインの旅行記と絵画—『赤毛布外遊記』におけるヨーロッパと「オリエント」;月夜と黄昏のコロセウム—ポーからウォートンまで)

「BOOKデータベース」 より

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