異文化接触における文化的アイデンティティのゆらぎ

書誌事項

異文化接触における文化的アイデンティティのゆらぎ

浅井亜紀子著

ミネルヴァ書房, 2006.2

タイトル読み

イブンカ セッショク ニオケル ブンカテキ アイデンティティ ノ ユラギ

大学図書館所蔵 件 / 195

この図書・雑誌をさがす

注記

博士論文 「異文化体験と文化的アイデンティティのゆらぎ : 日本の学校における『外国語指導助手』の事例より」(お茶の水女子大学, 2004年) を基にしたもの

引用文献: p195-204

内容説明・目次

内容説明

多文化社会のなか、文化間移動をした個人はどのように文化的アイデンティティを作っていくのか。「外国語指導助手(ALT)」を手がかりに、個人のミクロな営み(アイデンティティの「位置取り」プロセス)が、学校環境や制度、歴史といったマクロの次元とどう関係しているのかを、学校でのフィールドワークをもとに本書は解き明かしていく。

目次

  • 序章 日本の文教政策より生まれた「外国語指導助手」
  • 第1章 文化的アイデンティティ研究への視座
  • 第2章 語学指導などを行う外国青年招致事業(JETプログラム)—本研究の背景
  • 第3章 対人場面と教育場面における位置取り—本国でマイノリティであった外国語指導助手
  • 第4章 対人場面と教育場面における位置取りの縦断的変化—本国でマジョリティであった外国語指導助手
  • 第5章 自己効力感と位置取り—授業での日本人英語教師と外国語指導助手の関係性に注目して
  • 第6章 自己効力感の背景としての学校環境
  • 第7章 位置取りへのマクロ次元の影響—自己効力感を中心に
  • 終章 新しい文化的アイデンティティ理論の生成—位置取りのゆらぎのメカニズム

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ