生命科学の歴史 : イデオロギーと合理性
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書誌事項
生命科学の歴史 : イデオロギーと合理性
(叢書・ウニベルシタス, 839)
法政大学出版局, 2006.3
- タイトル別名
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Idéologie et rationalité dans l'histoire des sciences de la vie : nouvelles études d'histoire et de philosophi des sciences
- タイトル読み
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セイメイ カガク ノ レキシ : イデオロギー ト ゴウリセイ
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注記
原著 (J. Vrin, 1977, 1988) の全訳
第1部2の参考文献: 巻末p20
内容説明・目次
内容説明
18世紀から現代に至る認識論的な生命科学史。バシュラール以降のフランス認識論の基本思想に批判的に依拠し、「科学的イデオロギー」を本質的な概念装置として思考を展開させつつ、近現代の生命科学史の紆余曲折した道のりを、その歴史的奥行きとともに辿り直す。
目次
- 序説 現代の科学史叙述法における認識論の役割
- 第1部 十九世紀における科学的および医学的イデオロギー(科学的イデオロギーとは何か;ある典型的な医学的イデオロギー、ブラウンの体系;十九世紀における「医学理論」終焉への細菌学の効果)
- 第2部 十九世紀と二十世紀における生物学的合理性の征服(十八世紀と十九世紀における生物学的調節概念の形成;チャールズ・ダーウィン以来の生命科学史について;生物学的思考の歴史における規範性の問題)
- 補遺 本選集にまとめられた諸研究の出典一覧
「BOOKデータベース」 より