「妻」の歴史
著者
書誌事項
「妻」の歴史
慶應義塾大学出版会, 2006.4
- タイトル別名
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A history of the wife
妻の歴史
- タイトル読み
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ツマ ノ レキシ
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内容説明・目次
内容説明
古代ギリシャでの「結婚」制度の誕生から、キリスト教世界における結婚と生殖の宗教的な義務化、中世ヨーロッパにおけるロマンチシズムの付与、戦時下における妻の役割、現代アメリカ社会における個人主義の進行といったトピックを、女性学史、法律、宗教、政治、経済、神話、文化人類学、社会学、文学、回顧録から風刺画や広告にいたるまでの膨大な文献、並びに、市井の女性が書いた手紙・日記等の資料から詳細に分析。「結婚」という制度の内実が曖昧化しつつあるいま、制度としての「結婚」、「家族」、「妻/母/主婦」の歴史的変容を浮き彫りにし、新しい“妻”のイメージを描き出す。
目次
- 第1章 古代世界における妻たち—聖書、ギリシャ、ローマのモデル
- 第2章 中世ヨーロッパにおける妻たち—一一〇〇年〜一五〇〇年
- 第3章 ドイツ、イングランド、米国におけるプロテスタントの妻たち—一五〇〇年〜一七〇〇年
- 第4章 米国とフランスにおける共和主義の妻たち
- 第5章 ヴィクトリア朝時代の大西洋両岸の妻たち
- 第6章 ヴィクトリア朝時代の米国の開拓最前線の妻たち
- 第7章 女性問題と新しい女性
- 第8章 米国におけるセックス、避妊、妊娠中絶—一八四〇年〜一九四〇年
- 第9章 妻たち、戦争、労働—一九四〇年〜一九五〇年
- 第10章 新しい“妻”—一九五〇年〜二〇〇〇年
「BOOKデータベース」 より