新平等社会 : 「希望格差」を超えて
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書誌事項
新平等社会 : 「希望格差」を超えて
文藝春秋, 2006.9
- タイトル別名
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新平等社会 : 希望格差を超えて
- タイトル読み
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シン ビョウドウ シャカイ : キボウ カクサ オ コエテ
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注記
文献目録: p279-284
内容説明・目次
内容説明
経済格差の拡大はニューエコノミー以降の世界的な現象だ。労働の「市場価格」の二極化による収入格差も、家族形態の多様化による格差拡大も、不可避であり、「不当」とは言えない。なぜなら、現代社会の格差は、自由で民主的な社会にとって、むしろ「望ましい」とされることから生み出されているからだ。そんな中、「希望の格差」に陥る社会とそうでない社会とがある。その分かれ道とは何か?いま、私たちは新しいタイプの平等社会に移行しなければならない—。「生活の場」を再建する方策を具体的に示し、真の希望を与える刮目の書。
目次
- 第1部 格差社会を超えて(格差問題を考えるための三つの問い;格差に関わる社会問題を考える際の五つの領域;格差の現代的特徴と平等社会のイメージ;新たなタイプの格差の出現とその理由;新たな平等社会を目指して)
- 第2部 格差社会の断面(仕事格差—フリーター社会のゆくえ;結婚格差—結婚難に至る男の事情、女の本音;家族格差—家族の形が変わり、新しい格差を生む;教育格差—希望格差社会とやる気の喪失;「家族主義の失敗」とリスク構造の転換)
「BOOKデータベース」 より