実学としての科学技術
著者
書誌事項
実学としての科学技術
(「帝国」日本の学知 : 岩波講座, 7)
岩波書店, 2006.10
- タイトル別名
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実学としての科学技術
- タイトル読み
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ジツガク トシテノ カガク ギジュツ
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注記
シリーズの編集委員: 山本武利, 田中耕司, 杉山伸也, 末廣昭, 山室信一, 岸本美緒, 藤井省三, 酒井哲哉
付録文献解題: A 農学関連文献解題(徳永光俊, 西尾敏彦, 田中耕司, 今井良一): 巻末p2-10, B 医学・医療関連文献解題(松林公蔵, 奥宮清人): 巻末p11-14, C 衛生工学関連文献解題(小野芳朗, 平松幸三): 巻末p14-25, D 「今西学」関連文献解題(斎藤清明): 巻末p26-30
研究資料紹介: A 満洲農業関連資料(今井良一): 巻末p31-38, B 植民地医学・日本住血吸虫病関連資料(飯島渉): 巻末p39-56
収録内容
- 実学としての科学技術 / 田中耕司 [執筆]
- 日本農学の源流・変容・再発見 : 心土不二の世界へ / 徳永光俊 [執筆]
- 農業技術を創った人たち : 昭和の技術者群像 / 西尾敏彦 [執筆]
- 植民地経営と農業技術 : 台湾・南方・満洲 / 田中耕司, 今井良一 [執筆]
- 宮入貝の物語 : 日本住血吸虫病と近代日本の植民地医学 / 飯島渉 [執筆]
- 世界一の長寿社会を達成した近代日本の歩み / 松林公蔵, 奥宮清人 [執筆]
- 「帝国の衛生」 : 衛生工学から環境学へ / 小野芳朗 [執筆]
- 音に見る日本の近代 : 「音楽」の受容と「騒音」の排除 / 平松幸三 [執筆]
- 今西錦司とフィールド科学 / 斎藤清明 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
農学を中心とした日本固有の技術の系譜を継承し、開国期前後の西欧科学の導入を経て、日本の「帝国」化の過程で構築されていった日本の科学技術の展開を、農学、医学・医療、衛生工学、などの「実学」を事例に紹介する。近代日本の形成に果たした実学の役割と、戦後におけるその断絶・継承を明らかにして、応用科学としての実学の今日的な課題に迫る。
目次
- 序章 実学としての科学技術
- 第1章 日本農学の源流・変容・再発見—心土不二の世界へ
- 第2章 農業技術を創った人たち—昭和の技術者群像
- 第3章 植民地経営と農業技術—台湾・南方・満洲
- 第4章 宮入貝の物語—日本住血吸虫病と近代日本の植民地医学
- 第5章 世界一の長寿社会を達成した近代日本の歩み
- 第6章 「帝国の衛生」—衛生工学から環境学へ
- 第7章 音に見る日本の近代—「音楽」の受容と「騒音」の排除
- 第8章 今西錦司とフィールド科学
「BOOKデータベース」 より