「国語」の近代史 : 帝国日本と国語学者たち
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書誌事項
「国語」の近代史 : 帝国日本と国語学者たち
(中公新書, 1875)
中央公論新社, 2006.12
- タイトル別名
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国語の近代史 : 帝国日本と国語学者たち
「国語」の近代史
- タイトル読み
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コクゴ ノ キンダイシ : テイコク ニホン ト コクゴ ガクシャ タチ
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注記
参考・引用文献: p268-278
「国語」の近代史関連年表: p289-308
内容説明・目次
内容説明
明治維新後、日本は近代的な統一国家を目指し、ことばの地域差・階層差を解消するため「国語」を創始する。「国語」は国民統合の名の下に方言を抑圧し、帝国日本の膨張とともに植民地・占領地にも普及が図られていく。この「国語」を創り、国家の言語政策に深く関与したのが国語学者であった。仮名文字化、ローマ字化、伝統重視派、普及促進派などの論争を通し、国家とともに歩んだ「国語」と国語学者たちの戦前・戦後を追う。
目次
- 序章 「国語」を話すということ
- 第1章 国民国家日本と「国語」・国語学
- 第2章 植民地と「国語」・国語学
- 第3章 帝国日本と「日本語」・日本語学
- 第4章 帝国崩壊と「国語」・「日本語」
- 第5章 「国語」の傷跡—大韓民国の場合
- 終章 回帰する「国語」
「BOOKデータベース」 より