悪と暴力の倫理学
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書誌事項
悪と暴力の倫理学
(叢書倫理学のフロンティア, 18)
ナカニシヤ出版, 2006.12
- タイトル読み
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アク ト ボウリョク ノ リンリガク
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注記
参考文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
奇しくも時代と社会を表出している「悪と暴力」の思考やその現場を哲学・倫理学の存在論的根源性として問い返す。
目次
- 他者・倫理・暴力—総論にかえて
- 1 問題の原型に向かって(悪の起源—シェリングの思考に基づいて;苦しみの意味を求めて—レヴィナスから見る悪と苦しみ;「エコノミー」あるいは「超越論的暴力」—デリダの「エコノミー」論;親鸞における“悪”と“宿業”—「ひと千人ころしてんや」をめぐって)
- 2 思考のアクチュアリティを賭けて(聖なるファシズム;リベラリズムの身体—方法論的個人主義批判の試み;“帝国”の暴力—グローバリゼーションにおける生政治のありようをめぐって;“語られたこと”としての歴史と暴力)
- 3 暴力の現場からの思考(“家族”と暴力;生殖医療技術における「暴力」—多胎減数手術と女性の自己決定;破壊のあとの鎖列—水俣の経験から;パレスチナ/イスラエルにおける暴力とテロリズム)
「BOOKデータベース」 より