異境と原境のあいだ
著者
書誌事項
異境と原境のあいだ
(中公新書, 1889 . 東北||トウホク ; 続)
中央公論新社, 2007.3
- タイトル別名
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続・東北 : 異境と原境のあいだ
- タイトル読み
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イキョウ ト ゲンキョウ ノ アイダ
大学図書館所蔵 件 / 全284件
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注記
参考文献、史料、データベース: p230-244
内容説明・目次
内容説明
「遅れた東北」観は、どのように生まれ、どう変転を遂げたのか。本書は、史料を博捜して、大正から戦後にかけての、「後進性」脱却と国際化を指向した議論や政策を分析し、文学作品や学術書に描かれた東北像を検証する。戦時体制に組み込まれ、いつしか「異境」から「原境」へとイメージを移行する東北・戦後史学の「地域モデル論」が捉えきれなかった東北史のダイナミクスを照射し、日本史像のラディカルな転換をめざす。
目次
- はじめに 「二色の分子」から多色の分子へ
- 第1章 東北史と世界史
- 第2章 凶作と希望
- 第3章 飢饉と絶望
- 第4章 日本海開放と雪国解放
- 第5章 描写と主張
- 第6章 原境と拠点
- 終章 「深日本」としての東北
「BOOKデータベース」 より