近代による超克 : 戦間期日本の歴史・文化・共同体
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近代による超克 : 戦間期日本の歴史・文化・共同体
岩波書店, 2007.4-2007.6
- 上
- 下
- タイトル別名
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Overcome by modernity : history, culture, and community in interwar Japan
近代による超克 : 戦間期日本の歴史文化共同体
- タイトル読み
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キンダイ ニヨル チョウコク : センカンキ ニホン ノ レキシ ブンカ キョウドウタイ
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注記
原著 (Princeton University Press, 2000) の全訳
ハリー・ハルトゥーニアン著作目録: 下巻末p7-13
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784000225571
内容説明
座談会「近代の超克」は何を語ろうとして何を語ってしまったのか—民間学・マルクス主義から小林秀雄まで、戦間期の思想史像を一新する。
目次
- 序 すべては歴史の名の下に
- 第1章 モダンライフという幻想
- 第2章 近代を超克する(多様な出来事の継起の終わりとしての事件;アメリカニズム;表象の問題と歴史の地位)
- 第3章 現在を知覚する(「モダンライフ」という約束;「機械というプリズム」を通して;「群集の人」—大衆文化のアクチュアリティ;日常生活の哲学化;歴史編成と民衆娯楽;街、隠れ家、主体性)
- 巻冊次
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下 ISBN 9784000225588
内容説明
独創的な日本思想がなぜ文化的帝国主義に奉仕してしまったのか。九鬼周造、和辻哲郎、柳田国男、折口信夫、三木清…戦間期の思想史像を一新する。
目次
- 第4章 文化的記憶の持続(日常性という恐慌;文化的存在論—日常性の避けられない原初性;偶然の必要性;文化の二重性格—日常生活の重層性;国民性格の文化化;人間関係を家化する)
- 第5章 共同‐体(共同‐体の記憶術;民衆を形象化する;芸術、アウラ、繰り返し)
- 第6章 歴史的現実(実存、経験、現在;「生活文化」;「技術の力」;民族主義とファシズムという亡霊)
「BOOKデータベース」 より