ビラヴィド
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ビラヴィド
(シリーズもっと知りたい名作の世界, 8)
ミネルヴァ書房, 2007.7
- タイトル読み
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ビラヴィド
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注記
引用文献: 各章末
参考文献: 巻末p11-14
トニ・モリスン関連年表: 巻末p17-21
収録内容
- トニ・モリスンの世界
- 自己の創造と文学 : トニ・モリスンの軌跡/吉田廸子著
- 時を超える記憶・死に挑む愛 : 現代の古典『ビラヴィド』の様々な読み / 吉田廸子著
- 過去と向き合うこと・未来を拓くこと : 『ビラヴィド』と呼応する作品群
- 先祖と向き合う姿勢 : 『ビラヴィド』とカリブ系アフロ・アメリカ作家 / 風呂本惇子著
- 「わたしは背中に木を生やしている」 : トニ・モリスンとアリス・ウォーカー / 井上和子著
- 赤人と黒人の絆 : 了解と交流 / 望月佳重子著
- モリスンとフォークナー / 平石貴樹著
- 文化の交差点で : 二一世紀に読む『ビラヴィド』
- ビラヴィドは世界の形象なのか : 『ジャズ』、『パラダイス』、『ラヴ』から読み直す『ヴィラヴィド』 / 藤平育子著
- 善意の崩壊と再記憶 : 『ビラヴィド』と『みんなが知ってる世界』 / 大社淑子著
- 近代と対峙するコスモロジー : モリスンと石牟礼道子の世界 / 吉田廸子著
- 文化・歴史・個人
- ビラヴィドはなぜ黒いドレスで現れたか / 荒このみ著
- 奴隷体験記が残した空白 : トニ・モリスン『ビラヴィド』を語る / 西本あづさ解説・抄訳
- 愛という罪 : 『ビラヴィド』に寄せて / 津島佑子著
内容説明・目次
内容説明
逃亡奴隷セサが幼い娘を殺した真意とは—。奴隷制の歴史を背景に、アメリカ黒人の愛と苦悩を描く『Beloved』の魅力に迫る。二一世紀に生きる自覚を持つ研究者や作家としてのパースペクティヴの中で、アフリカ系アメリカ人の歴史と文化の土壌から産まれた作品の個性と普遍性がつまびらかに論じられている。
目次
- 1 トニ・モリスンの世界(自己の創造と文学—トニ・モリスンの軌跡;時を超える記憶・死に挑む愛—現代の古典『ビラヴィド』の様々な読み)
- 2 過去と向き合うこと・未来を拓くこと—『ビラヴィド』と呼応する作品群(先祖と向き合う姿勢—『ビラヴィド』とカリブ系アフロ・アメリカ作家;「わたしは背中に木を生やしている」—トニ・モリスンとアリス・ウォーカー;赤人と黒人の絆—了解と交流;モリスンとフォークナー)
- 3 文化の交差点で—二一世紀に読む『ビラヴィド』(ビラヴィドは世界の形象なのか—『ジャズ』、『パラダイス』、『ラヴ』から読み直す『ビラヴィド』;善意の崩壊と再記憶—『ビラヴィド』と『みんなが知ってる世界』;近代と対峙するコスモロジー—モリスンと石牟礼道子の世界)
- 4 文化・歴史・個人(ビラヴィドはなぜ黒いドレスで現れたか;奴隷体験記が残した空白—トニ・モリスン『ビラヴィド』を語る;愛という罪—『ビラヴィド』に寄せて)
「BOOKデータベース」 より