女と男と子どもの近代
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書誌事項
女と男と子どもの近代
(世界史リブレット, 89)
山川出版社, 2007.12
- タイトル読み
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オンナ ト オトコ ト コドモ ノ キンダイ
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注記
参考文献: p88-89
内容説明・目次
内容説明
十九世紀以降に理想とされてきた女と男と子どもの関係は、それ以前から形づくられてきたマンタリテ(人間の感じ考えるその仕方)や、ソシアビリテ(社会的結合関係)に、すでにその萌芽が埋め込まれていた。人が家族のうちに求める親密性や、社会における公私の境界が、それに先立つ数百年のあいだに、徐々に再編成されつつあったからである。本書では、十六〜十八世紀の、とくにフランスで見られた変化に光をあてながら、近代社会を再考していく。
目次
- 女と男と子どもの関係史
- 1 グーテンベルク以降の表象世界
- 2 生きられた空間
- 3 識字率の向上と性差
- 4 親密性の変容と政治空間の再編
「BOOKデータベース」 より