ボスニア内戦 : グローバリゼーションとカオスの民族化

書誌事項

ボスニア内戦 : グローバリゼーションとカオスの民族化

佐原徹哉著

(国際社会と現代史)

有志舎, 2008.3

タイトル読み

ボスニア ナイセン : グローバリゼーション ト カオス ノ ミンゾクカ

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内容説明・目次

内容説明

ボスニア内戦は、1990年代のヨーロッパで「民族浄化」と呼ばれる残虐行為やジェノサイドを現出させた。この内戦の本質は民族の怨念だったのだろうか?本書は、市民同士が突然「殺し合う」ようになった真の原因が、グローバリゼーションの圧力であったことを、ボスニア社会の構造と歴史から明らかにした。ボスニアで起こったことは、カオス化する現代社会に共通する病理であり、どこでも起こりうるのだ。我々はこの暴力の連鎖をどう断ち切るのか。

目次

  • 1 ボスニア内戦の歴史的背景
  • 2 虐殺の記憶
  • 3 冷戦からグローバリゼーションへ
  • 4 ユーゴ解体—「グローバリゼーション」の戦争
  • 5 内戦勃発
  • 6 民族浄化
  • 7 ジェノサイド
  • 8 ボスニア内戦のメカニズム

「BOOKデータベース」 より

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