理性の限界 : 不可能性・不確定性・不完全性

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理性の限界 : 不可能性・不確定性・不完全性

高橋昌一郎著

(講談社現代新書, 1948)

講談社, 2008.6

タイトル別名

理性の限界 : 不可能性不確定性不完全性

タイトル読み

リセイ ノ ゲンカイ : フカノウセイ フカクテイセイ フカンゼンセイ

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注記

参考文献: p267-274

内容説明・目次

内容説明

私たち人間は、何を、どこまで、どのようにして知ることができるのか?いつか将来、あらゆる問題を理性的に解決できる日が来るのか?あるいは、人間の理性には、永遠に超えられない限界があるのか?従来、哲学で扱われてきたこれらの難問に、多様な視点から切り込んだ議論(ディベート)は、アロウの不可能性定理からハイゼンベルクの不確定性原理、さらにゲーデルの不完全性定理へと展開し、人類の到達した「選択」「科学」「知識」の限界論の核心を明らかにする。そして、覗きこんだ自然界の中心に見えてきたのは、確固たる実在や確実性ではなく…。

目次

  • 序章 理性の限界とは何か(選択の限界;究極の限界値;科学の限界;知識の限界;ディスカッションのルール)
  • 第1章 選択の限界(投票のパラドックス;アロウの不可能性定理;囚人のジレンマ;合理的選択の限界と可能性)
  • 第2章 科学の限界(科学とは何か;ハイゼンベルクの不確定性原理;EPRパラドックス;科学的認識の限界と可能性)
  • 第3章 知識の限界(ぬきうちテストのパラドックス;ゲーデルの不完全性定理;認知論理システム;論理的思考の限界と可能性)

「BOOKデータベース」 より

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