生命の哲学 : 有機体と自由
著者
書誌事項
生命の哲学 : 有機体と自由
(叢書・ウニベルシタス, 903)
法政大学出版局, 2008.11
- タイトル別名
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Das Prinzip Leben : Ansätze zu einer philosophischen Biologie
- タイトル読み
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セイメイ ノ テツガク : ユウキタイ ト ジユウ
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注記
「Das Prinzip Leben : Ansätze zu einer philosophischen Biologie (Frankfurt am Main, 1997)」の全訳
人名索引: 巻末
内容説明・目次
内容説明
生命存在に目的はあるのか?不死なる原理は存在するか?太古の有機体生命の発生から、反省的知性を獲得した人類の時代まで、自然史における生命の意味とは?20世紀という大量殺戮の時代を生き延びたユダヤ人哲学者が、西欧近代をつくりあげた数学的・機械論的世界観、進化論、実存思想などの現代哲学総体から、生物の自由の基礎を徹底的に思考しなおす。今日の倫理学の根拠を問う名著、待望の完訳。
目次
- 生命の哲学の主題について
- 存在についての理論における生命と身体の問題
- 知覚、困果性、目的論
- ダーウィニズムの哲学的側面
- 調和、均衡、生成—体系概念およびそれを生命存在へ適用することについて
- 神は数学者か?—物質交代の意味について
- 運動と感情—動物の魂について
- サイバネティクスと目的—一つの批判
- 視覚の高貴さ—感覚の現象学の試み
- ホモ・ピクトル、あるいは像を描く自由について
- 有機体の哲学から人間の哲学へ
- 理論の実践的使用について
- グノーシス主義、実存主義、ニヒリズム
- 不死性とこんにちの実存
- 自然と倫理
「BOOKデータベース」 より