アウグスティヌス『告白』 : 「わたし」を語ること……
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書誌事項
アウグスティヌス『告白』 : 「わたし」を語ること……
(書物誕生 : あたらしい古典入門)
岩波書店, 2009.1
- タイトル別名
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『告白』 : 「わたし」を語ること……
アウグスティヌス告白 : わたしを語ること
- タイトル読み
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アウグスティヌス コクハク : ワタシ オ カタル コト
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注記
参考文献: p235-247
内容説明・目次
内容説明
梨盗み、女性との同棲と離別、マニ教への傾倒—多感な青年時代、人生の海を漂流したすえに、ついに回心にいたった“わたし”。この稀有な自伝からは、アウグスティヌスが、そしてかれとともに生きたひとびとが、さまざまなことばをわたしたちに語りかけてくる。それは、「荒波さわぐ人間の社会」のまっただなかにあって、「愛」によってむすばれる共同体をつくろうとしたひとびとの声だ。キリスト教の時代に誕生した「あたらしい叙事詩」として、『告白』を丹念に読みほどく。
目次
- 第1部 書物の旅路—あたらしい叙事詩か?(どのような書物か;書かれた時期と背景;なぜ、だれにむけて書かれたのか;『告白』の読者たち)
- 第2部 作品世界を読む—愛にむすばれた社会をめざして(神と人間—創造、原罪、救済;幼年時代と少年時代;梨を盗む;『ホルテンシウス』体験とマニ教徒時代 ほか)
「BOOKデータベース」 より