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市民結社と民主主義1750-1914

シュテファン=ルートヴィヒ・ホフマン [著] ; 山本秀行訳

(ヨーロッパ史入門)

岩波書店, 2009.3

Other Title

Civil society, 1750-1914

市民結社と民主主義 : 1750-1914

Title Transcription

シミン ケッシャ ト ミンシュ シュギ 1750 1914

Available at  / 282 libraries

Note

原著 (Basingstoke ; New York, N.Y. : Palgrave Macmillan, 2006) の全訳

参考文献: 巻末p9-25

日本語文献案内: 巻末p26-28

Description and Table of Contents

Description

市民の自発的な意思にもとづく社交団体が民主主義を支えるアメリカに対して、権威主義的で国家中心的なヨーロッパ—トクヴィルの『アメリカのデモクラシー』に起源を発するこうした捉え方とはうらはらに、啓蒙の時代以降、西欧のみならず東欧・ロシアをふくむヨーロッパ全域では、道徳向上と社交を目的に掲げたクラブや協会、フリーメイソンなどの団体が次々と登場して活発な活動をくりひろげていた。市民たちのアソシエーションを軸にヨーロッパ近代史の新たな鳥瞰図を描きだし、市民社会の歴史に再考をせまる画期的な著作。

Table of Contents

  • 序章 民主主義と市民結社
  • 第1章 社交のための結社—ボストンからペテルブルクにおよぶ啓蒙時代の社交
  • 第2章 親密さと排除—一九世紀初めのブルジョワの情熱
  • 第3章 結社好きな国民—ナショナリズムの時代における民主主義の実践
  • 第4章 大衆文化、大衆政治—「世紀末」の危機
  • 終章 市民結社のパラドックス

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