世界政治 : 進歩と限界
著者
書誌事項
世界政治 : 進歩と限界
勁草書房, 2009.3
- タイトル別名
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World politics : progress and its limits
- タイトル読み
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セカイ セイジ : シンポ ト ゲンカイ
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注記
『World politics : progress and its limits』(Polity Press, 2000)の全訳
文献案内と訳者あとがき: p211-225
内容説明・目次
内容説明
冷戦が終わったとき、多くの人びとが平和な世界の到来を予感した。しかし、ユーゴ紛争、ソマリア内戦、ルワンダの虐殺などが相つぎ、それがあまりにも楽観的な予測だったということが明らかになってきた。なぜ紛争は絶えないのか。なぜ国際社会はうまく対応できないのか。本書では、歴史、思想、規範などを重視する人文学的アプローチで、危機の構図を明らかにする。「国際政治の本質は変わっていない」。古典的素養をもとに、メイヨールは平易なことばでたんたんと論じていく。
目次
- 第1部 国際社会(起源と構造;国際社会の近代化;新たなソリダリズム?)
- 第2部 主権(ナショナリズム;自決;再評価)
- 第3部 民主主義(歴史上の前例と文化的前提条件;国際法と外交政策の手段;プルラリズムとソリダリズムを再考する)
- 第4部 介入(リベラル国際理論における介入;一九九〇年代の人道的介入)
「BOOKデータベース」 より