ジハードの町タルスース : イスラーム世界とキリスト教世界の狭間

書誌事項

ジハードの町タルスース : イスラーム世界とキリスト教世界の狭間

太田敬子著

(世界史の鏡, 都市3)

刀水書房, 2009.8

タイトル読み

ジハード ノ マチ タルスース : イスラーム セカイ ト キリストキョウ セカイ ノ ハザマ

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注記

参考文献: p151-152

引用文献出典: p154-155

内容説明・目次

内容説明

ジハードとはイスラーム教の拡大とその防衛のための戦い。8世紀末、キリスト教世界の最前線ビザンツ帝国との境界の小さな町タルスースは、町ごと、ジハード(聖戦)の前線基地となった。自発的に集まった戦士たちであふれる町。人々は、どこから来て、何を考え、どんな生活をしていたのだろう?イスラーム過激派テロが続発する今、“聖戦”の本来の意味を問いながら、この稀有な町の歴史を紐解いてみよう。

目次

  • 第1章 境界域の都市タルスース小史(イスラーム都市タルスースの建設;ビザンツ境界域の中心都市への発展;カリフ政権の衰退とタルスース)
  • 第2章 タルスースの都市社会(タルスースの都市社会;タルスースの住民;タルスース社会の特徴)
  • 第3章 歴史におけるビザンツ境界域(「ルームとのスグール」の範囲と構造;スグールの成立と発展;アッバース朝政権とすぐール再建事業;ムスリム勢力の交代とスグール)
  • 第4章 タルスースの歴史が語るもの(「辺境」や「境界」を巡る諸問題;「辺境」都市タルスース)

「BOOKデータベース」 より

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