書誌事項

書く : 言葉・文字・書

石川九楊著

(中公新書, 2020)

中央公論新社, 2009.9

タイトル別名

書く : 言葉文字書

タイトル読み

カク : コトバ モジ ショ

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内容説明・目次

内容説明

筆先が紙に触れ、書ができていく。そこに書かれているのは、言葉であり、文字である。文字は単に点と線からなる図形ではなく、筆と紙の接点に生じる力—筆蝕—のダイナミックな現れなのだ。書は、できあがったかたちではなく、その過程を鑑賞する芸術ともいえる。一点、一画が部首を生み出し、文字をつくり、文へと展開する文学なのである。言葉と文字と書の関係を追究し、書の底知れない深みに迫るスリリングな書論・文化論。

目次

  • 「書」はどう見ればよいか
  • 「書」とは書くことである
  • 「筆蝕」が生み出すもの
  • 「筆」とは何をするものか
  • 「触」の意味するもの
  • 「蝕」の可能性
  • 「触」と「蝕」はどうつながっているのか
  • 点画の根源と拡がり
  • 点画はこう結合している
  • 「部首」の形と意味
  • 「文字」から「文学」へ
  • 書は文学である

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA91388260
  • ISBN
    • 9784121020208
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iv, 189p, 図版 [4] p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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