日本語は生きのびるか : 米中日の文化史的三角関係

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日本語は生きのびるか : 米中日の文化史的三角関係

平川祐弘著

(河出ブックス, 011)

河出書房新社, 2010.2

タイトル読み

ニホンゴ ワ イキノビルカ : ベイチュウニチ ノ ブンカシテキ サンカク カンケイ

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内容説明・目次

内容説明

ときに言語は亡びる。日本語の興亡は、日本の運命に直結する。文化史的に見て、かつての中国、今日の米国のような中心国に対し、日本は周辺国である。これまで日本人は、優れた外来文化は積極的に受容しつつ、自らの主体性は維持してきた。グローバル化が加速する現在、母語である日本語とともに、支配語である英語をいかに習得すべきか。そして世界といかに対峙すべきか。国際文化史を背景に考察する、画期的な日本語論。

目次

  • 第1章 日本語の生存空間—米中日の三角関係を文化史的に鳥瞰ース
  • 第2章 留学生の文化史的意味—一国一辺倒を排す
  • 第3章 衝突か対話か—近代日本の二面性
  • 第4章 混淆文化礼讃—異文化を受容しつつアイデンティティーをいかに保つか
  • 第5章 支配言語とナショナルな詩論の発生—周辺言語の自立とは何か
  • 第6章 グローバル化時代の英語教育—内外の教養を備えた多力者を養成せよ
  • 人生のおわりに—あとがきに代えて

「BOOKデータベース」 より

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