書誌事項

伊藤博文 : 知の政治家

瀧井一博著

(中公新書, 2051)

中央公論新社, 2010.4

タイトル読み

イトウ ヒロブミ : チ ノ セイジカ

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注記

参考文献: p363-370

伊藤博文年譜: p372-376

内容説明・目次

内容説明

幕末維新期、若くして英国に留学、西洋文明の洗礼を受けた伊藤博文。明治維新後は、憲法を制定し、議会を開設、初代総理大臣として近代日本の骨格を創り上げた。だがその評価は、哲学なき政略家、思想なき現実主義者、また韓国併合の推進者とされ、極めて低い。しかし事実は違う。本書は、「文明」「立憲国家」「国民政治」の三つの視角から、丹念に生涯を辿り、伊藤の隠された思想・国家構想を明らかにする。

目次

  • 第1章 文明との出会い
  • 第2章 立憲国家構想—明治憲法制定という前史
  • 第3章 一八九九年の憲法行脚
  • 第4章 知の結社としての立憲政友会
  • 第5章 明治国制の確立—一九〇七年の憲法改革
  • 第6章 清末改革と伊藤博文
  • 第7章 韓国統監の“ヤヌス”の顔

「BOOKデータベース」 より

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