思想と教育のメディア史 : 近世日本の知の伝達

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思想と教育のメディア史 : 近世日本の知の伝達

辻本雅史著

ぺりかん社, 2011.3

タイトル読み

シソウ ト キョウイク ノ メディアシ : キンセイ ニホン ノ チ ノ デンタツ

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注記

文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

学校に依存した近代教育は危機に瀕している。本書は、江戸の「知」を見直して、近代が切り捨ててきた「学び」の原点を追究する。

目次

  • 1 貝原益軒の思想—教育・メディア・身体(近世における「気」の思想史・覚書—貝原益軒を中心に;「学術」の成立—益軒の道徳論と学問論;貝原益軒と出版メディア—『大学新疏』編纂と出版の努力;教育システムのなかの身体—貝原益軒における学習)
  • 2 「知の伝達」メディア史の試み(「教育のメディア史」の構想—「文字社会」と出版文化;思想のメディア史の構想;素読の教育文化—テキストの身体化;日本近世における「四書学」の展開と変容;マス・ローグの教説—石田梅岩と心学道話の「語り」)
  • 3 教育学と思想史の間(「江戸」への視線—日本教育史学の成立をめぐって;「江戸」からの視線—「他者」としての「近代」;荻生徂徠の習熟論と教化論—近世教育思想試論;教育の社会化と学習社会に向けて—歴史からの視点)

「BOOKデータベース」 より

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