地図と愉しむ東京歴史散歩 : カラー版

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地図と愉しむ東京歴史散歩 : カラー版

竹内正浩著

（中公新書, 2129, 2170, 2227, 2346, 2403）

中央公論新社, 2011.9-

  • [正]
  • 都心の謎篇
  • 地形篇
  • お屋敷のすべて篇
  • 地下の秘密篇

Other Title

カラー版地図と愉しむ東京歴史散歩

Title Transcription

チズ ト タノシム トウキョウ レキシ サンポ : カラーバン

Available at  / 341 libraries

Note

[正] 主要参考文献: p182-183

都心の謎篇主要参考文献: p180-183

地形篇主要参考文献: p226-229

お屋敷のすべて篇主要参考文献: p118-119

地下の秘密篇主要参考文献: p138-139

Description and Table of Contents

Volume

[正] ISBN 9784121021298

Description

文明開化、関東大震災、空襲、高度成長…建設と破壊が何度も繰り返された東京だが、思わぬところに過去の記憶が残っている。日比谷公園の岩に刻まれた「不」の記号、神田三崎町に残る六叉路、明大前駅の陸橋下の謎のスペース、一列に並ぶ住宅など、興味深い構造物、地形を紹介し、その来歴を解説する。カラーで掲載した新旧の地図を見比べ、現地を歩いて発見すれば、土地の記憶が語りかけてくるだろう。

Table of Contents

  • １　石垣に刻まれた幻の水準点
  • ２　明治の五公園は今
  • ３　市営霊園の誕生と発展
  • ４　都内に残る水道道路の謎
  • ５　生まれた川と消えた村
  • ６　幻の山手急行電鉄計画
  • ７　軍都の面影を訪ねて
  • ８　未完の帝都復興道路
  • ９　廃線分譲地と過去の輪郭
Volume

都心の謎篇 ISBN 9784121021700

Description

戦前の地図では、皇居はほとんど空白地として描かれてきた。戦後の地図にも、不可解な地形が表示されている。わずかに残された地図と空中写真を手がかりに、皇居の建物・地形の変遷を追う。さらに、二三区内にたくさんあった飛行場、開通しなかった新幹線の痕跡、東京駅の場所にかつて存在した刑務所、テニスコートや学校に生まれ変わった射撃場など、東京に残る近代化の名残を新旧の地図とカラー写真で訪ねる、好評第二弾。

Table of Contents

  • １　地図の空白、皇居の謎
  • ２　八つあった御台場
  • ３　海のなかを走る鉄道
  • ４　中央停車場と大手町
  • ５　晴海の万国博覧会
  • ６　幻の新幹線と弾丸列車
  • ７　都会の飛行場の記憶
  • ８　都心からなくなったもの
Volume

地形篇 ISBN 9784121022271

Description

東京の街は、意外と複雑な地形の上にできている。海に突き出した前方後円墳、谷底の渋谷駅、人工的に作られた御茶ノ水の渓谷、川を埋めて生まれた戸越銀座、消えた日暮里の坂など、山と坂、濠と川に彩られた東京の姿を古地図で紹介。さらに、「城南五山」をはじめ、麻布や高輪、本郷や目白など、あちこちの山の上に存在した華族や富豪の邸宅の移り変わりを解説する。一八〇以上の「都心の「山」のお屋敷」リストを収載。

Table of Contents

  • 第１部　東京の不思議な地形を歩く（皇居の山と谷、都心の聖と俗；水と崖が生みだした町；渋谷は地形の見本市；水にも尾根筋と谷筋がある；鉄道地形論序説；不思議な窪地と消えた坂；川を埋めて造成した商店街）
  • 第２部　東京お屋敷山物語（元老・元勲の山；宮さまの山；華族の山；富豪の山）
Volume

お屋敷のすべて篇 ISBN 9784121023469

Description

大名屋敷をひきついだ華族たちの邸宅は、経済危機、震災や空襲によって、多くが消えていった。跡地の多くは学校や大使館、企業迎賓館、ホテル、高級住宅地やマンションへと変わった。だが、宏壮な豪邸の面影を残すものも現存する。本書は、華麗のお屋敷をはじめ、歴代総理の私邸、川辺に存在した邸宅、住宅開発の変遷までを徹底収録。巻末に明治二十年と大正五年の全国・全華族のお屋敷リスト（のべ一五〇〇家）も付す。

Table of Contents

  • １　華族住所録を読み解く—華族邸跡を歩く（華族の変遷；華族邸を歩く）
  • ２　川の手別邸物語（遊園；別邸）
  • ３　明治〜平成、歴代総理のお屋敷事情
  • ４　新興のお屋敷町を歩く（実業家の館；ブランドを売る；大衆の時代到来）
Volume

地下の秘密篇 ISBN 9784121024039

Description

見えない世界へようこそ—丸ノ内線はなぜあちこちで地上に顔を出すのか。三田線の終点は他線と接続しない西高島平になぜなったのか。東京の地下鉄にはたくさんの秘密が隠されている。ほかにも霞が関・市谷・麻布・上野など、あちこちにあった巨大な地下壕の跡、日本最大の怨霊である崇徳院をまつった神社など、日常では目にすることの少ない東京の姿を、地図と模式図とカラー写真で紹介する。好評シリーズ第５弾。地下にはドラマあり。

Table of Contents

  • 第１章　深すぎる地下鉄、浅すぎる地下鉄（銀座線と丸ノ内線；日比谷線と都営浅草線；東西線、千代田線、都営三田線；深すぎる地下鉄、複雑化する乗り継ぎ）
  • 第２章　都心の地下壕の話
  • 第３章　怨霊神の系譜
  • 第４章　団地の土地を読み解く（東京に団地が根づいた理由；団地の土地の来歴を探る）

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