インドの驚異譚 : 10世紀「海のアジア」の説話集

書誌事項

インドの驚異譚 : 10世紀「海のアジア」の説話集

ブズルク・ブン・シャフリヤール [著] ; 家島彦一訳

(東洋文庫, 813, 815)

平凡社, 2011.10-2011.12

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タイトル別名

Kitāb ʿajāʾib al-Hind

Fī dhikr nubdhat min al-ʿajāʾib barran wa-baḥran

インドの驚異譚 : 10世紀海のアジアの説話集

インドの驚異譚 : 10世紀「海のアジア」の説話集

タイトル読み

インド ノ キョウイタン : 10セイキ「ウミ ノ アジア」ノ セツワシュウ

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注記

『インドの驚異譚』のアラビア語原本に基づく日本語訳注に『大都市を持つ諸王国についての洞察の道筋』に収録された『インドの驚異譚』の一部と思われる「陸と海における驚異の断章について」を加えたもの

参考文献あり

内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784582808131

内容説明

現実と幻想の境界世界。インド洋世界で活躍したムスリム航海者が蒐集した驚異(アジャーイブ)に満ちた162の説話をアラビア語写本から世界で初めて翻訳。イスラーム海域交流史の第一級の史料。第1巻は82話までと解説を付す。

目次

  • 中国の船着場で見た大船
  • 美しい人魚娘の棲む島
  • 密かにイスラーム教に改宗したカシュミール王
  • 高地カシュミールの大祭と古壺
  • サランディーブの市場と寺院
  • インドの売春婦たち
  • インド・カンヌージュの女
  • 巨大なお化け蟹
  • 船の錨を挟む大蟹
  • ワークワークの奴隷たちに乗っ取られた船〔ほか〕
巻冊次

2 ISBN 9784582808155

内容説明

インド洋世界で活躍したムスリム航海者が蒐集した驚異(アジャーイブ)に満ちた162の説話をアラビア語写本から世界で初めて翻訳。イスラーム海域交流史第一級史料。第2巻は83話以降に用語集・索引を付す。

目次

  • ニヤーン島の人喰い人種
  • 人間の頭蓋骨を通貨として用いる人喰い人種
  • 仇敵を討つための食人の風習
  • 外国船とランジャバールース島民との取引
  • カシュミールにあるダイヤモンドの渓谷
  • 帰国の航海で三つの幸運に恵まれたこと
  • 魚を食べて精力絶倫になった老翁
  • サランディーブから到着の船に対する関税額
  • 中国の王宮庭園を彩る絹の造花
  • アンダマン島の黄金寺院にあるソロモンの墓〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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