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思想の落し穴

鶴見俊輔著

(岩波人文書セレクション)

岩波書店, 2011.11

Title Transcription

シソウ ノ オトシアナ

Available at  / 72 libraries

Note

1989年1月刊の再刊

Description and Table of Contents

Description

戦争、占領、高度成長—昭和精神史の特長を「たる詰め」された思想という凝縮された表現で捉え、現代日本の状況を批判的に考察。自分からは見えない分部の気配を感じ、自らが誤りを犯してしまうかもしれない可能性を認識すること、あるいは犯してしまった「過失」から学ぶことの思想的意味をさまざまな角度から論じる。老いや死をも射程に入れつつ、日常生活の思想のあり方を問う洞察的エッセイ。

Table of Contents

  • 1 昭和精神史(昭和精神史;『昭和萬葉集』を読んで)
  • 2 生き方としての政治(亡命について;戦中思想再考—竹内好を手がかりとして ほか)
  • 3 日常生活の思想(生き方としての老い;「いじわるばあさん」によせて)
  • 4 日本文化へのまなざし(タゴールの日本;ハクスリーの日本文化)
  • 5 折りにふれて(テレビは私を映す;待たれる日本浪人史 ほか)

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