古事記誕生 : 「日本像」の源流を探る
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書誌事項
古事記誕生 : 「日本像」の源流を探る
(中公新書, 2157)
中央公論新社, 2012.3
- タイトル別名
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古事記誕生 : 日本像の源流を探る
- タイトル読み
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コジキ タンジョウ : ニホンゾウ ノ ゲンリュウ オ サグル
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注記
引用・参照文献一覧: p256-258
内容説明・目次
内容説明
今からちょうど千三百年前、『古事記』が誕生した。律令の制定や平城京遷都など、古代日本の急速な近代化が進められるなかで、なぜこのような「時代に遅れた書」が作られたのか。縄文・弥生時代に遡る神話が、国家成立期にまで生き残ったのはなぜか。「記序」贋作説を検証しながら分析する。さらに、アメノイワヤト神話を例に、歌垣、酔っぱらい体質、銅鏡と鉄鏡の違いなど、多様な視点から新旧の層に区分けして解読する。
目次
- 第1章 点としての誕生—和銅五年(七一二)一月二十八日
- 第2章 線としての誕生—無文字・ムラ段階から文字・国家段階へ
- 第3章 祭式が語る誕生
- 第4章 考古学が語る誕生
- 第5章 少数民族神話が語る誕生
- 終章 新しい日本像をもとめて
「BOOKデータベース」 より