眼に映る世界 : 映画の存在論についての考察
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眼に映る世界 : 映画の存在論についての考察
(叢書・ウニベルシタス, 973)
法政大学出版局, 2012.4
- タイトル別名
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The world viewed : reflections on the ontology of film
- タイトル読み
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メ ニ ウツル セカイ : エイガ ノ ソンザイロン ニツイテノ コウサツ
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注記
原著増補版の翻訳
内容説明・目次
内容説明
不在の「現実」をスクリーンに映し出し、一つの世界を魔術的に出現させる映画というメディアは、二十世紀の歴史と思考に何をもたらしてきたか。その物理的・技術的基盤に注目しつつ、絵画・写真・演劇とは異なる映画そのものの本質を、モダニズムの美学批判的眼差しのもとに探究した映画理論の古典。バザン以後の問いを受け継ぎ、ドゥルーズ『シネマ』と双璧をなす名著、待望の邦訳。
目次
- 仲間たちをめぐる自叙伝
- 視覚と音
- 写真とスクリーン
- 観客、俳優、スター
- 類型的人物、シリーズ、ジャンル
- 起源についての諸説
- ボードレールと映画の神話
- 軍人と女性
- ダンディ
- 神話の終焉
- 映画のメディウムとメディア
- 死すべきものとしての世界—絶対的年齢と若さ
- 全体性としての世界—カラー
- 自動性
- 余論—いくつかのモダニズム絵画
- 展示と自己言及
- カメラの介入
- テクニックの言明
- 沈黙の認知
「BOOKデータベース」 より