眼に映る世界 : 映画の存在論についての考察

書誌事項

眼に映る世界 : 映画の存在論についての考察

スタンリー・カヴェル [著] ; 石原陽一郎訳

(叢書・ウニベルシタス, 973)

法政大学出版局, 2012.4

タイトル別名

The world viewed : reflections on the ontology of film

タイトル読み

メ ニ ウツル セカイ : エイガ ノ ソンザイロン ニツイテノ コウサツ

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注記

原著増補版の翻訳

内容説明・目次

内容説明

不在の「現実」をスクリーンに映し出し、一つの世界を魔術的に出現させる映画というメディアは、二十世紀の歴史と思考に何をもたらしてきたか。その物理的・技術的基盤に注目しつつ、絵画・写真・演劇とは異なる映画そのものの本質を、モダニズムの美学批判的眼差しのもとに探究した映画理論の古典。バザン以後の問いを受け継ぎ、ドゥルーズ『シネマ』と双璧をなす名著、待望の邦訳。

目次

  • 仲間たちをめぐる自叙伝
  • 視覚と音
  • 写真とスクリーン
  • 観客、俳優、スター
  • 類型的人物、シリーズ、ジャンル
  • 起源についての諸説
  • ボードレールと映画の神話
  • 軍人と女性
  • ダンディ
  • 神話の終焉
  • 映画のメディウムとメディア
  • 死すべきものとしての世界—絶対的年齢と若さ
  • 全体性としての世界—カラー
  • 自動性
  • 余論—いくつかのモダニズム絵画
  • 展示と自己言及
  • カメラの介入
  • テクニックの言明
  • 沈黙の認知

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB0895022X
  • ISBN
    • 9784588009730
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    vi, 347, 28p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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