悪の哲学 : 中国哲学の想像力

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悪の哲学 : 中国哲学の想像力

中島隆博著

(筑摩選書, 0043)

筑摩書房, 2012.5

タイトル読み

アク ノ テツガク : チュウゴク テツガク ノ ソウゾウリョク

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注記

参考文献: p208-211

内容説明・目次

内容説明

この世の悪は、一人ひとりがその行いを改めれば払拭できるものだろうか?自然災害に見舞われ、多くの人が苦しめられているとき、そこに悪の問題はないのだろうか?孔子や孟子、荘子、荀子などの中国古代の思想家たちも、悪という問題に直面し、格闘してきた。清代にいたるまでの、そうした悪をめぐる哲学的思考を辿りなおし、その可能性と限界を描き出す。悪にあらがい、その残酷さを引き受け、乗り越えるための方途を探る哲学の書である。

目次

  • 第1章 君子の悪と小人の悪
  • 第2章 無善無悪
  • 第3章 天と人—災異と天譴
  • 第4章 性は善である
  • 第5章 礼について
  • 第6章 荘子と非倫理
  • 第7章 性は悪である
  • おわりに 想像力のレッスン

「BOOKデータベース」 より

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