治安維持法 : なぜ政党政治は「悪法」を生んだか
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治安維持法 : なぜ政党政治は「悪法」を生んだか
(中公新書, 2171)
中央公論新社, 2012.6
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治安維持法 : なぜ政党政治は悪法を生んだか
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チアン イジ ホウ : ナゼ セイトウ セイジ ワ 「アクホウ」 オ ウンダカ
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治安維持法 : なぜ政党政治は「悪法」を生んだか / 中澤俊輔著
BB10153122
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治安維持法 : なぜ政党政治は「悪法」を生んだか / 中澤俊輔著
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Note
参考文献: p253-262
治安維持法関連年表: p273-277
Description and Table of Contents
Description
言論の自由を制限し、戦前の反体制派を弾圧した「稀代の悪法」。これが治安維持法のイメージである。しかし、その実態は十分理解されているだろうか。本書は政党の役割に注目し、立案から戦後への影響までを再検証する。一九二五年に治安維持法を成立させたのは、護憲三派の政党内閣だった。なぜ政党は自らを縛りかねない法律を生み、その後の拡大を許したのか。現代にも通じる、自由と民主主義をめぐる難問に向き合う。
Table of Contents
- 第1章 「危険思想」の発見(治安維持法をめぐる四者;明治・大正の思想問題;過激社会運動取締法案の挫折)
- 第2章 治安維持法の成立(「日ソ国交樹立」と「アメとムチ」;起草と反対運動;審議)
- 第3章 迷走する「結社」取り締まり(「赤化宣伝」;京都学連事件;三・一五事件)
- 第4章 一九二八年の改正(緊急勅令案の諮詢まで;緊急勅令の承認まで;改正治安維持法の運用)
- 第5章 膨張の一九三〇年代(転向;再改正の挫折;膨張の過程)
- 第6章 新治安維持法と戦争(太平洋戦争下の治安維持法;植民地への適用)
- 終章 終焉、そして戦後(罪と罰;治安維持法が残したもの)
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