翻訳がつくる日本語 : ヒロインは「女ことば」を話し続ける

書誌事項

翻訳がつくる日本語 : ヒロインは「女ことば」を話し続ける

中村桃子著

白澤社 , 現代書館 (発売), 2013.8

タイトル別名

翻訳がつくる日本語 : ヒロインは女ことばを話し続ける

タイトル読み

ホンヤク ガ ツクル ニホンゴ : ヒロイン ワ 「オンナコトバ」 オ ハナシ ツズケル

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内容説明・目次

内容説明

洋画のヒーローたちは、日本人男性が話さない「男ことば」を、キザに、気さくに話し、名作の黒人たちは「方言」で話している。翻訳ことばが気になってしかたがなくなる、新しい視点の日本語論。

目次

  • 第1部 翻訳の不思議(西洋ヒロインは「女ことば」を話し続ける;西洋の若者は「気さくな男ことば」で語る;黒人が話す「方言」)
  • 第2部 翻訳を考える(言葉づかいとアイデンティティ;翻訳が支える日本語らしさ—「女ことば」の場合;翻訳がつくりだす他者のことば—「男ことば」の場合;翻訳が再生産する差別—「方言」の場合)
  • 第3部 翻訳から変わる日本語(親疎で使い分ける「女ことば」と「標準語」;女らしさだけじゃない「女ことば」;一九七〇年代洋画字幕に見る強い女の「女ことば」;翻訳を楽しむ)

「BOOKデータベース」 より

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